ゴットフリート近況-2023年2月「感情表現がややこしい」

近況情報

ゴットくん取扱説明書?

先月に引き続き、悪ガキモードが続いているゴットくん。今月も多くのサポーターの方にご訪問いただいていますが、ゴットくんに噛みつかれた報告がそれなりにあがっております。この場を借りて、馬に代わってお詫び申し上げます。。。

これから春に向けてゴットくんに会いに行かれる方も多いと思うので、注意点をまとめておきます。

★にんじんバケツが視界に見えている時
→これはゴットくんに限らない話ですが、マーサファームのお馬さんはおやつが入っているであろうバケツを見ると「くれー!」状態になります。こうなると周りにいる人は「邪魔!」となるので注意が必要です。

★にんじんをあげた直後
→これがなかなか酷い話なのですが、にんじんをあげた直後にゴットくんに噛まれるケースがあるようです(汗)。「にんじんをあげたから、ナデナデさせてくれる」、これがゴットくんにはあまり通用しないようです。たぶんバケツを持っているので「まだあるだろー!」となっている可能性が……。

最近は道路向かいにいる牛の集団が気になるようです

ただ前回の記事でもお伝えした通り、寒い季節になったことで元気があり余っているような印象もあり、春先に向けてこのあたりが落ち着いていくのか注視していきます。

加えて、無口をつけると悪さをしなくなります。

お仕事体験の散歩やブラッシング時には荒ぶるようなところはないので、噛まれたくない方はそういうシーンから慣れていくのがよいかもしれませんね。

他の馬との折り合いに難あり

元気といえば、最近は他の馬(牡馬)に喧嘩を売りにいくことが増えたとのこと。

この後、自らハヤテのほうでけしかける様に寄って行ったので厳重注意

写真は、放牧地の近くをお散歩しているハヤテに喧嘩を売りに行くゴットくん。この後すぐに牧場のスタッフさんに叱られました。

元々、ゴットフリートの会で引き受けた時点で馬添え(他馬との付き合い方)が悪いとの申し送りがあったのですが、昨年末あたりまでは放牧地の近くに他の馬がいても距離を置いていました。

ただ今年に入ったあたりから自ら寄って行って喧嘩を売るような感じになっており、環境にもだいぶ慣れて調子に乗っているような気がします(苦笑)。

感情表現が複雑なやつなんです

ここまで約10ヵ月、ゴットくんを見てきましたが、ゴットくんは【ゴットくんは感情表現が複雑】、もう少し強めに言うなら下手くそな気がします(笑)。

たとえば、一般的に不機嫌を示す耳を絞る行為も、ゴットくんの場合はおやつが欲しくて、口を伸ばそうとすると、それにつられてなのか、耳が後ろに倒れるようになります。

また、最近は、放牧場に出しているとゴットくんは左後脚を浮かせるような姿勢をとるようになりました。

放牧場の入り口でおやつをねだる時に後脚をあげるポーズをとります

もししかすると、この姿を見ると「怪我をしたのかな?」と勘違いされる方もおられるかもしれませんが、ご安心ください

ゴットくんは感情表現下手くそウマなので、一般的なセオリーに当てはまるのかわかりませんが、

後ろ脚のどちらかをつま先だけ付けて浮かせていることが多いのですが、実はこれもリラックスのサイン。馬自身が、すぐに逃げたり走ったりする必要性が低いと感じているときによく見られます。

乗馬メディア「EQUIA エクイア」より

という見方もあるそうです。

まとめると、

★意外と放牧場ではリラックスしているのに
★おやつを与える時には耳を絞り(おそらく無意識)
★おやつの提供が止まると噛みついてくる

という、ややこしい馬ということになります(苦笑)。

この嚙みつきも、本気で怒っている時もあれば、じゃれつきの延長でやっているようなところもあるようで、一概に気性が悪いという訳でもないのです。

それでも大きな事故が起こってはいけないので、牧場の方とも相談しながら、馬の教育を含めて対策を考えていこうと思っております。

この先、千葉も暖かくなって、マーサファームを訪問しやすい季節になります。ぜひ皆さまも春休みに訪問の計画を立ててみてくださいね。

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